2019年、オーストラリアのデジタル広告支出は93億ドルでした

IABオーストラリアのオンライン広告支出によると、オーストラリアのオンライン広告市場の成長は鈍化したが、それでも前年比5.6%増加し、2019年通年で93億ドルに達した。すべてのオンライン広告カテゴリは通年で増加傾向にあり、動画広告は再び一般的なディスプレイ広告の成長の原動力となり、前年同期比19.9%増加しました。

GMディスプレイ広告は、2019年通年で5.1%増の35億ドルと安定した市場シェアを維持し、2019年のクラシファイド広告支出は1.7%増の17億ドルとなりました。検索とカタログの成長率は7.7%に減速し、2019年には42億ドルに達したが、市場全体よりも引き続き良好である。

2019 年には、通常のディスプレイ広告リソースの 47% が、メディアエージェントによる広告注文またはその他の非広告プログラム購入方法を使用して実現されました。さらに、通常のディスプレイ広告の 29% は、1,000 回あたりの固定インプレッション料金 (CPM) で広告プログラムによって購入され、8% は保証在庫 (9%) で購入され、17% は広告主から直接購入されます。

また、この調査では、2019 年のパブリッシャーの動画在庫の最大の貢献者は PC で、37% を占め、コネクテッドテレビで視聴した人の割合は 35% で、モバイル動画広告は 28% でした。しかし、2019年下半期には、インターネットに接続されたテレビがデスクトップPCを上回り、最も収益の高いデバイスとなった。

自動車広告は21.5%のシェアで一般ディスプレイ広告支出を上回っていますが、旅行広告は7.5%のシェアで初めて一般ディスプレイ広告支出の上位5業種にランクインしました。小売業界は、動画広告の使用を10.7%に増やしました。